私、まるひろは
飯能の自家焙煎珈琲屋 Café BROWNのマスターであり
飯能で活動している混声合唱団”結”の団長であり
2人のかわいい娘の父であります。


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2013年 03月 07日 ( 1 )

もっと知りたいコーヒー学

まるひろ


今、珍しく仕事で愛知県に来ています。
何が珍しいって、”泊で”ってこと。

いつもは、車で日帰り(往復800km)なのに何故か今回は前泊!
しかも新幹線のOKが出ました。驚きです。

そして、ホテルのロビーで背中に視線が感じながら、
このブログを更新している自分にも驚きです。
(これは依存症か?)

さて、就業時間にもかかわらず、車とことなり電車なら本が読める状況なので、
これを読んでいました。

金沢学院大学の教授が珈琲にのめりこんで研究した結果を、本にしたものです。
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もっと知りたいコーヒー学―工学屋が探求する焙煎・抽出・粉砕・鑑定etc.

私も工学系ですので、こういったアプローチには魅力を感じます。
実際、豆の中に入っている成分や、抽出方法、時間などによるその変化、
はたまた豆の状態を電子顕微鏡で拡大した資料は面白く。

また、遠赤外線の効果などの研究もなかなか興味深く読めました。
特に、焙煎で発生する香成分などの結果は「だからか!」と
納得させられる部分も多く、これからの焙煎方法の検討の役に立ちそうです。

しかし、まあ。

当たり前なのですが、時間やら量やら成分やらを細かく見ても、
最終的な味の判断は”すっきりした”や”おいしい”といった定性的な記述で
締めくくられているため、なんとなく”しまり”の悪い印象も受けます。

味の話なんだから、定量的に言えないのは仕方ないし、(ましてや彼は味のプロではないので)
それだからこそ珈琲にのめりこむ人が大勢いるので、「そこを突いてもしょうがないじゃないか!」
というご意見もごもっとも。

私もそれに大賛成ですが、工学としての研究結果として出すなら、
味の記述についてはもう少し掘り下げてほしかったと思います。

定性的にしても、もう少し細分化してほしいという所でしょうか。

逆に考えると、だからこそスペシャリティーコーヒーなどでは味や香を表す言葉は
無数に存在しているのでしょう。”どうにかして伝えてやろう”という意地のために。
by buinnX | 2013-03-07 19:46 | まるひろ と車椅子 | Comments(3)