私、まるひろは
飯能の自家焙煎珈琲屋 Café BROWNのマスターであり
飯能で活動している混声合唱団”結”の団長であり
2人のかわいい娘の父であります。


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2010年 11月 04日 ( 2 )

耕友会コンサート Vol.6  感想

まるひろ


映画と見た後、何とか間に合い行ってきました。
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プログラム
   【日本初演】
1st   オルガンのための“La Rivelazione di Dio ―「神の啓示」―” (作曲:松下耕)

   【世界初演】
2nd   “De Profundis” for Orchestra ―オーケストラのための「深き淵より」―” (作曲:松下耕)

3rd   混声合唱とオーケストラのためのカンタータ
    “水脈速み(みをはやみ)”  (作曲:松下耕 作詩:山崎佳代子)
     たゆとう国々/その土地/野薔薇ではなく/水脈速み

4th   混声合唱とソリスト、オーケストラのための
    “Missa pro pace ミサ曲第1番 ―平和へのミサ―”  (作曲:松下耕)
     Kyrie / Gloria / Sanctus / Benedictus / Agnus Dei


まずは、耕友会の皆さん、スタッフの方々など本当にお疲れ様です。
合唱コンサートとして、今までこれほどの規模のものを見たことがありません。
本番にいたるまでの、並々ならぬ時間と努力に、まず一観客として拍手を送りたい。

このコンサートの感想を語るには、4thの”Missa pro pace"がもっともバランスが良く、
色鮮やかであり、メッセージ性の伝わり方からも必然であると思います。

<Missa pro pace 感想>
この作品は、2007年に安城学園愛知学泉大学オーケストラより委嘱されたもので、
2009年3月29日に初演され、今回が2回目の演奏でないかと思います。
”作品全体がG音に支配され、調性的に、5曲の中心に位置するSanctusのCdurを軸に、
シンメトリーに並んでいる”(プログラムより)のコメントどおりに、全体に統一感がありつつ、
さまざまな色合いを見せてくれました。

特に、Gloriaの発散的であり力強いエネルギーテーマ(まるでJohn Rutterのような感じ)
を軸に、喜怒哀楽の喜のような印象が、統制されたリズムに変わり、そしてテーマに帰って
いくその一連の流れは、歌い手側もオーケストラも、聴衆も引き付け、このGloriaが追い求
める音楽への渇望を感じました。

さらに追い討ちをかけるように、Sanctusの女声とトランペットの跳躍した音が観衆を高揚
させ、ハープによる落ち着いた島を印象させるような自然的な音によって、最後の希望へと
向かって行き、私は身震いを覚えました。

”一体どうやってこの曲集は終わるのか?”

そういった疑問と不安がよぎるのを、「まあ 待て。我慢しろ。」と言わんばかりにBenedictus
の”Hosanna”の抑揚あるメロディーがこちらをここに留めさせ、そしてAgnus Dei。

今まで知っている”Agnus Dei”では、聞いたことも無いような外圧的であり重厚なテーマ。
バロックのような時代を感じさせたかと思うと、はじめのテーマに戻り、人の罪を意識させる
ような見放しっぷり。
それでも、そこから観衆の期待通りに救われる音楽になってゆき、”これで終われる”といった
安心感と充実感が満たす寸前で、またしてもあのテーマ。
光の無い世界に落とされ、見放され、辛い気持ちを抱えさせて、ほんの少し光を見せて終わる。

あまりの唐突さに、拍手の力さえも抜け落ちました。


さすがに、これだけのエネルギーを要する曲。途中、体力の限界を感じ始めた部分も
ありましたが、すばらしい演奏だったと思います。
是非、この曲はもう一度聴きたいです。


本当に、皆さんお疲れさまでした。


・・・

本来ならば、曲に対しての感想はあくまで自分個人の想いなので、
それをここまで書く事はしない主義であります。
それは、どんな演奏会でも演奏者(作曲者もスタッフもしかり)は常
にその時の最高のものを出したいと(当然のことながら)願っている
事を知っているからこそ、私は、ただ単純にそれを応援したいと願っ
ているからです。

ですので、好き勝手な自分の感想を書いてしまうのは、自分の知らない
うちに、応援したい相手を傷つけている可能性があるのは分かった上で、
出来うる限り正直であり、正確でありたいと思っています。

今回は、大変すばらしい演奏会だったからこそ、そういった主義を曲げて、
長々と駄文を感想として書かせてもらっています。
もし、この内容を読んで、憤りをお感じになる方がいらっしゃいましたら、
直接ご連絡ください。
by buinnx | 2010-11-04 11:19 | 合唱団”結”関係 | Comments(0)

”ある夜のできごと”  たまたま舞台挨拶

まるひろ


昨日は、近くの入間で航空祭がありましたので、
飯能でもいつもより人が多く、駅近くの駐車場はどこも満車。
会社から直行して、すぐに電車に乗って・・・といった自分の
スケジュールはどこえやら。
急いでいるときに限って、なかなかどうして。

ある程度もがいた後、これはしょうがないと半ば諦めて、
自宅に車を置き駅まで自走。

その結果が、ラッキーでした。


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先日、このブログでも紹介しました
映画 ”ある夜のできごと”
を見てきました。

監督:鈴木聖史

出演:秦秀明、松尾敏伸、内山信二、
   高部あい、田村愛、中山絵梨奈、宮岡由加菜
   小西悠加、飯村未侑、福田祐亮、栗田将輝 他

音楽を山田京子さん(さやか)が担当しているという事もあり、
「見に行くね」と言ったものの、11月7日までの公演において、
いつ行けるのか?と思案。
何とかタイミングを見つけて行ってきました。

まったくもって偶然だったのですが、遅れに遅れた予定だったので、
せめて最後の10分だけでも見ておこうと会場に着くと。
HPにアップされている時間と公演時間が違い、”舞台挨拶”の文字。

ラッキーです。


舞台挨拶に来ていたのは、
監督 鈴木聖史  カッちゃん役 秦秀明  店員役 中山絵梨奈
の3人。

黒いシャツと、ジーンズの成人男性2名にはさまれた中山さんの白い服がまぶしかった。
話を聞くと、中山さんは中学3年生。あどけない少女ですね。
雑誌ニコラの専属モデルでもあり、今回の役には書類審査を含めて2000人から
選ばれているそうです。失礼ながら、この規模の映画でも2000人という書類審査が
あるという事実に驚きです。

鈴木聖史さんは、普通のサラリーマンのようで、月曜から金曜は普通に仕事しながら
今回の映画が初の劇場公演作。
もちろんそれまでも、映画は作ってきていますが自分の作りたい気持ちと、
商業的(映画は映画館に売れないといけないわけです)な部分とのギャップ
によりなかなか扱ってもらえず、とうとう今回、めでたくデビュー(おめでとうございます!)。

ちなみに、今回の作品はすべて一眼レフカメラのムービー機能で撮影したらしいです。
ところどころ出てくるピントのズレ加減が、わざとなのかカメラの性能なのかは不明ですが、
それ以外は特に独特の雰囲気は無く、良く撮れているといった印象です。
映画企画から2年 鈴木さんも舞台挨拶で言ってましたが、理解ある上司がすばらしい。

映画の内容的には、個性の強い幼馴染3人の不思議な協調性(実際あそこまで個性的な
幼馴染ってあるのかと思わせます)と、その後の人生で凝り固まったベクトルが
溶け合い、消えていく様子が描かれています。
個人的には、一番重要と思われている溶け合うシーンで、一気に収束されてしまったのが
びっくりでした。


さて、今回の私のメインは音楽。
事あるごとに、よーく耳を澄ませて聞いていると空虚な寂しさのあるローテンポの曲と、
コミカルで急き立てられるような曲が特に耳に残りました。
後ほど、本人に話を伺ったら、実は4曲あったようです。残念ながら3曲までしか
気がつけなかった。。。 残念。

どれも、山田京子さんの印象と、若干の耕友会の音楽性が混ざり合った音楽で、
映画の画面という遠い世界を近づけてくれました(本当に個人的な部分ですね)。

メインといいながら、大変簡単な感想です。だらだら書いても仕方ないので、この辺で。
内容など気になった方は、是非劇場かDVDなどでご覧ください。


きょん。お疲れ様でした。
次回の作品も是非教えてくださいね。
by buinnx | 2010-11-04 11:15 | 合唱団”結”関係 | Comments(0)