私、まるひろは
飯能の自家焙煎珈琲屋 Café BROWNのマスターであり
飯能で活動している混声合唱団”結”の団長であり
2人のかわいい娘の父であります。


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オペラ ”オルフェオとエウリディーチェ”

まるひろ


”知り合い”の”知り合い”という、自分とは決して知り合いではないつながりから
チケットを安くしていただけたので、オペラを見てきました。

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青少年のための「日生劇場オペラ教室」第31回公演
Opera "Orfeo ed Euridice"

大変簡単にあらすじを言いますと、

愛する妻エウリディーチェを亡くした夫オルフェオに、
(何故か)愛の神が手を貸し、妻を生き返らす手助けを
してくれます。
ラッキーな事に、愛の神の手助けを借りて黄泉の世界に来た
オルフェオは、行く手をさえぎる悪霊と自慢の喉で戦い、
見事妻を取り返します。
しかし、帰り道(そこは決して妻の顔を見てはいけない道)で、
我慢できなくなって妻の顔を見てしまい、結局二人は死にます。
しかし、またしても愛の神の計らいで(まったくどんだけオルフェオ
はひいきにされているのか)二人楽しく生き返る話でした。


オペラを生で見たのは、これが2回目。
一回目は、それこそ音大の院生のオペラだったので、
アマチュアに属し、プロは今回は初。
そんな私の感想としては、「この程度なのか?」といった印象が
ぬぐえません。

(私の数少ないオペラの知識では)S席の場合数万円が当たり前の中、
「青少年のための~」となっているように、対象がいわゆる学校の芸術教室
のためなのか、かなり安い値段(S席でも1万数千円)となっているので、
色々お金の工面で大変なのは理解しているつもりです。

読売日本交響楽団がオケでしたが、彼らの音は安心して聞けるもので、
十分に楽しめましたし、演出も思うところはありつつも、やりたい事、
表現したい事はわかり、そこに一つの信念のようなものも感じました。

しかし、申し訳ないが演者のダンスに対する理解、衣装に対する考え方、
そして、芸術をプロとして表現する事の覚悟が感じられず、オペラを初めて
見る子供がここからオペラなどのすばらしさに目覚めるとは、到底思えませ
んでした。


先日、こんな署名をいただきました。
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東フィルが作成した書名用紙で、日本の文化予算を現在の0.11%から
フランス(文化予算比0.86%)や韓国(文化予算比0.79%)程度まで、
増やしてほしいといった内容です。

もちろん私は、その取り組みに賛成です。
しかし、このような(さらに削られようとしている)数字が表しているのは、
日本という国にとって芸術文化は”重要視されていない”言い方を変えれば
”なめられている”という事でもあると思います。

無形である芸術文化。
それを、担う芸術家は、どんなときも最大限の想像をもって芸術を訴えなければ
いつでも削減対象になってしまうのではないでしょうか?
by buinnx | 2010-11-15 22:54 | 合唱団”結”関係 | Comments(0)
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